どうしてヨガのインストラクターを目指そうと思ったんですか?
この質問は、お仕事で出会う方に最も多く聞かれる質問です。
もともと私は病院にて理学療法士として働いていました。
安定した職を辞めて、ヨガインストラクターとして生きていく、という選択をしたことに興味を持たれる方が多いようです。
これまで皆様にお伝えしてきた理由は、全体のほんの一部分で
最も大事な部分は省いてあるのです。
これはとても奇妙なお話しなので、これまで近しい人、数人にしかお話ししたことはありません。
先日、この話を初めてお会いした方に話してみたところ、面白い!と言って頂きました。
これを機会に少しずつ話してみようかなぁ、、、なんて思ったので。
人生には何が起こるか分からないんだな~と緩い気持ちで読んでもらえたらと思います。^^
先ほども記述しましたが、私はもともとリハビリ病院で理学療法士として働いていました。
人と接することが好きなので、1人1人様々な患者さんの心と身体に向き合う理学療法士の仕事は向いていたのだと思います。^^
ただ、働きながらもずっと私の中には
「私にしかできない仕事がしたい。天職だと思えるようなことがしたい。」
という気持ちがあったんです。
また、大きな組織の中で働くことが何となく自分に合わないような、違和感も感じ始めました。
❝私にしか出来ないことってなんだろう、、、❞
それが何なのか分からないまま数年が過ぎていきました。
それは突然、雷のようにやってきた。
今でもハッキリ鮮明に覚えています。
ある日、地元の町中を車で走っていたときのことです。
信号が赤に変わったので、私は車を停めてボーっと前を眺めていました。
すると突然、イメージが頭の中に飛び込んできたのです!!!
それは本当に、突然、唐突でした。。。
自分がヨガマットを敷いた上に座っていて、私の前にズラーッと生徒さん達がマットを引いた状態で座りながら、笑いあっている写真のようなイメージでした。
「あ、私ヨガの先生になるんだ。」
すごく単純で、すごくバカみたいだけど、
直感でそう思ったんです。
ヨガ、、、やったことないのに。(笑)
まず、ヨガやってみようか。(笑)
びっくりしますよね、ヨガやったこともないのに、先生になる!なんて。
先生になるには、まず自分がヨガをやらないと。ってことで、ヨガのクラスを探しました。
当時はまだまだヨガのレッスンをしているところは少なかったなぁ。。。
数年で随分とヨガ人口も増えましたね♡
「yoga」というものがあるのは知っていたけど、それが実際どんなものかよくわかっていなかった私は、
勝手な想像で、
「何回かやったら出来るんじゃないか。」
なんて思ってました。(笑)
それは初回のレッスンで完全に打ち砕かれましたけど。(笑)
自分の身体の硬さにも、呼吸の浅さにも、筋力の無さにも、もう色々と衝撃過ぎて。
「ちょっと待て。これはすぐに先生になるのは無理だ、、、、!!」
と思い直します。当たり前ですが。
まずは自分が生徒としてヨガを少しずつ生活に取り入れることから始めていきます。
その日から毎週のヨガのレッスンが習慣になっていきました。
やればやるほど、ヨガの魅力にも、自分自身の変化にも、どんどん引き込まれていったのを覚えています。
生き方そのものが良い方向へ変わっていった。
気が付くとヨガを始めてから数年が経過していました。
「やっぱり、私はヨガを伝える人になりたい!!」
一度しぼんだ炎が、再びグッと燃え上がっていき自分の気持ちを再確認。
ここからHawaiiへの留学に向けて、色々と行動を起こし始めます。
ヨガインストラクターを目指してHawaiiへ
タイミングが色々と整ったことをきっかけに、
ヨガインストラクターを目指し単身でHawaiiへ渡米します。
人前に出ることが大嫌いだったのに、人前で話すことも大嫌いだったのに。。。
直感と、夢を叶えたいという思いの強さは我ながら凄いなと思います。
帰国直後からクラスを持ち始め、様々な経験を積んできました。
気が付けば、ヨガインストラクターの仕事に就いてから今年で3年目を迎えます。
あの時、交差点の信号待ちで見た頭の中に飛び込んできたイメージと同じものを
今こうして見ることが出来ています。
毎回のレッスンでじみーーーーーに感動しているんですよ(*^^*)
あの時行動を起こさなかったら、今こうして皆に会うことはなかったんだろうな。
これが、私がヨガインストラクターを目指した本当の理由です。
人生ってどんな小さなことがきっかけで変わっていくか分かりません。だから面白い。
あの日みたイメージをただのイメージとして流してしまえば、
今とは別の人生を歩んでいたでしょう。
結局は、「行動」するかどうかなんだなって思います(*^^*)
私の場合は、ある日突然イメージが飛び込んできた、なんて変なエピソードでしたが
そんなものなくても、自分がこうなりたい!という強い気持ちと行動力があれば
どんなことでも叶えられるんじゃないかと思うんです。
自分だけの、自分らしい生き方を、自分で選択しながら
たった1度の人生を楽しんで生きていきたいですね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
Fin.